【大学受験】地理を独学でマスターする方法を大公開!
どうも、理系地理マスターひろです。
今回は、
地理の特徴を確認!
地理を独学で勉強しなければならない。
人それぞれ事情はあると思いますが、まずは地理がどんな科目なのかを知らなければ対策をとることはできません。
地理の特徴を簡潔にまとめると、次の2つが挙げられます。
- 他の社会科目に比べて暗記量が少ない
- 思考力が求められる
もうちょっと具体的に見ていきましょう。
暗記量が少ない
地理の特徴として、暗記量が少ないというのがあります。
これは、メリットともデメリットとも捉えることができるのですが、他の社会科目に比べて暗記よりも思考力を問われることが多いので、暗記量が少なくなっています。
また、世界史や日本史は昔のことなので馴染みがあまりないかもしれませんが、地理は今の世界のことなので、勉強をしなくてもなんとなく知っているというのも理由の一つです。
暗記量が少なく短時間で勉強を終わらせることができるので、共通テストでしか使わないという方は独学がしやすいと思います。
思考力が求められる
地理は、いくつかの知識を複合的に組み合わせて問題を解かせることが多く、思考力が求められる科目です。
これは、先ほど暗記量が少ないというのがデメリットという話をしましたが、世界史や日本史は気合で暗記すれば点数は伸びてきますが、地理は思考力を身につけなければいけないので感覚が掴めないと成績が中々伸びていかないという状況に陥る可能性があります。
正しい思考力が自然と身につく人もいますが、中々身につけられない人もいるので、地理はセンスが必要と言われることもあります。
しかし、逆に正しく思考力を身に付けることができれば、暗記量が少なくてすむため、独学に向いているという見方もできるわけです。
つまり、正しい勉強法で勉強していけば、労力を最小限に抑えて独学でマスターすることもできるということです。
地理を独学でマスターするには?
それでは、本題です。
地理は正しい勉強法を用いることができれば、独学が可能ということでした。
では、正しい地理の勉強法とはなんなのでしょうか?
それは、地理の特徴を思い返せばわかってきます。
地理は、他の社会科目と比べて思考力を問われるのでした。
ということは、ただ闇雲に知識を暗記しているだけでは、中々得点は伸びてこなそうですよね。
共通テストなどの過去問を見ていただければわかると思いますが、地理の問題には統計・資料を読み取る問題が多く出題されています。
受験生がやるべきことは、この統計・資料をいかに読み取って正解を導き出すかというプロセスを学ぶことです。
つまり、地理の勉強には
- 思考の基礎となる知識を覚える
- 知識を元に思考するプロセスを学ぶ
という2つのことをやる必要があります。
やるべきことが2つもあるので、闇雲に勉強していては危険なのです。
両方の質を高めていくことで、どんどん点数は上がっていきますが、どちらか片方しかできていないと点数は安定しません。
具体的な勉強法
知識と思考力の両方が必要ということでしたが、まずは知識を覚えて過去問演習を通して思考力を身につけていこうと考えるかもしれませんね。
しかし、私は最初から知識と思考力の両方を鍛える勉強というものを推奨していますs。
具体的には、「常に新しい知識を学ぶときには、その理由を考えて理解する。」というやり方です。
確かに、ただ出てきた知識を暗記していくだけの勉強の方が単純で、時間もかからないかもしれません。
しかし、ただ覚えただけの知識は簡単に忘れてしまいます。
皆さんも、そのような経験があるのではないでしょうか。
そこで、どうせ思考力が求められるわけだから、しっかり知識を覚える段階でとことん理解して、分析していきましょう。
そうすることで、知識も覚えやすくなるし、テストで問われる思考力も身につきます。
まさに、一石二鳥ですね。
知識を覚える段階で分析する人が成績も上がっていくので、分析が好きな理系に地理選択が多いのです。
でも、理系科目と違って複雑な計算も出てこないので、頭をフル回転する必要はありません。
さらに他の社会科目に比べて、暗記する量も少なくて済むわけですから、正しい勉強法で勉強を進めていけば非常にコスパの良い科目と言えるわけです。
勉強の流れは?
しかし、独学で地理の勉強を進めるとなると、どのような順番で勉強していくのが良いのか悩むこともあるでしょう。
というわけで、軽く勉強の流れも解説しておきます。
地理には大まかに「系統地理」と「地誌」という2つの分野があります。
詳しくは『高校地理の内容(執筆中)』の中に書いてあるのですが、
- 系統地理:世界全体の仕組み
- 地誌:個別の地域の特徴
というような内容になっています。
その中で一番重要なのが、系統地理の中の気候分野です。
なぜ、気候が一番大事と言い切れるのかというと、気候はすべての基礎だからです。
人間は、地球上で生活している以上、気候の影響を嫌でも受けますよね。
例えば、人間が過ごしやすい温帯は人口が多いけど、乾燥帯は人口が少ない地域が多いとか、
米は高温多湿な国でよく育つけど、小麦は比較的冷涼な地域でも栽培されるとか、
アルミニウムの原料であるボーキサイトは熱帯で多く取れるとか、、
色々な知識の基礎となるのが気候なのです。
理由を考えながら知識を吸収していくことが大事と言ってきたので、気候が大事な理由もなんとなくわかってきたのではないでしょうか。
もちろん、気候さえ覚えればすべての問題が解けるというわけにはいきませんが、まずはそれぞれの気候の特徴と、どこに分布しているのかというのを完璧にするのが、成績アップへの一番の近道です。
ちなみに今だけ特別に気候を完璧にできるテキストを配布しています。
さらに、すべての基礎である気候さえも、理由を考えて覚えていくように工夫してあるので、このテキストを読めば、地理を考えながら勉強していくというやり方が段々わかってくると思います。
学校の授業で地理をやっていて完全に独学ではないという人も、地理のために予備校に行く時間はあまりないでしょう。
なので、しっかりと正しい勉強法を身につけて、爆発的に成績を伸ばしてしまいましょう。
そして、何を覚えたら良いかわからない。理由を考えるのが大変。という方は、このサイトや公式LINEで覚えるべきことを明確にしたり、理由をとことん突き詰めて解説したりしているので、是非参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
地理を独学で勉強する方針が立ってきたのではないかと思います。
最後に、今回の内容をまとめておきます。
地理の特徴
- 暗記量が少ない
- 知識と思考力のどちらも必要
勉強法
- 知識と思考力を満遍なく鍛える
- 新しい知識が出てきたら必ず理由を考えて理解する
- 特に気候がすべての基礎→まずは気候を完璧に!
地理は、正しく勉強すれば独学でも短時間で成果が出てくる科目です。
でも、知識の背後にある理由を探っていくのは、最初は大変に感じる人もいるでしょう。
そんなときは、このサイトを覗いてみてください。理由も含めて詳しく解説しているので、読むだけで理解も深まると思います。
地理は、勉強が進むにつれて、今まで覚えてきた知識がどんどん繋がり、楽しくなってくる科目です。
そして、一度問題を解くプロセスを身に付けることができれば、簡単には忘れないので、高い得点を維持することができるようになります。
なので、頑張って攻略していきましょう。