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構造平野と準平原とは? 侵食輪廻と関係があった!?

 

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夏休みに猛勉強するも、9月のマーク模試での得点は半分以下と撃沈。 そこから、効率の良い地理の勉強法を発見し、センター試験本番までの4ヶ月で得点を倍増させた。 その経験を生かし、多くの地理に困っている大学受験生を救いたいと思い、この『受験地理短期マスター塾』を開設。詳しい自己紹介はこちら

どうも、ひろです。

皆さんは、構造平野・準平原という用語を知っていますか?

構造平野と準平原って結局なんやねん
地理が苦手 たろう
地理が苦手 たろう
理系地理マスターひろ
理系地理マスターひろ
この2つの違いをしっかり理解できている人は意外と少ないよね
構造平野と準平原はどちらも安定陸塊のところで出てくるワードですね。

しかし、用語は聞いたことはあるけど、実際何を表している言葉なのかよくわからないという人も多いと思います。

というわけで、今回は構造平野と準平原の意味をしっかり解説していこうと思います。

あやふやな人は、今回の記事を読んで、サクッと理解してしまいましょう!

構造平野と準平原の意味を確認!

まずは、構造平野と準平原について意味を確認しましょう。

教科書に書いてある文章からそれぞれの意味をまとめてみました。

構造平野の意味
  • 古生代・中生代の地層が長い間、侵食されてできた地形
  • 水平な地層が削り出されて作られた平坦な低地
  • 安定陸塊の中の卓上地ケスタなどにみられる

 

準平原の意味
  • 侵食輪廻の最終段階
  • 先カンブリア時代の地層が長期間、侵食されてできたゆるやかな地形
  • 安定陸塊の中の楯状地にみられる

構造平野準平原は、安定陸塊でき方に注目して、さらに詳しく分けたものです。

先ほどあげた意味を見てみると、どちらも侵食によってできた平野で違いがわかりにくいと思います。

なので、もう少し詳しくでき方を見ていこうと思います。

まず、ここで覚えておいて欲しいことは、構造平野と準平原はどうやってできたかを基準に分類しているということです。

構造平野と準平原のでき方

構造平野と準平原はでき方によって分類されているわけですが、具体的にどのようにできたのでしょうか?

構造平野のでき方

構造平野の意味のところで、水平な地層という言葉が出てきたと思いますが、これがかなり大事になってきます。

なぜ、水平に地層が重なってくるのかというと、古生代・中生代にその地域が海の底にあったからです。

先カンブリア時代の地層が海の底に沈んで、その上に古生代・中生代の地層が水平に堆積することで、水平な地層が何層も重なった状態になります。

つまり、古生代・中生代の地層が何層も重なった地面が侵食されて最終的に出来上がったのが構造平野というわけです。

この辺の詳しい流れは、『卓状地と楯状地の違いや分布をわかりやすく解説!!』の記事の中の卓状地のでき方のところで、図解で説明しているので時間がある人はぜひ目を通してみてください。

地層が何層にも重なっているため、柔らかく侵食されやすい層と、硬くて侵食されにくい層が存在します。

したがって、硬い層に沿って水平に侵食の影響を受けます。

準平原

構造平野が何層にも水平に重なった地層が侵食されてできた地形なのに対して、準平原先カンブリア時代に隆起した地面が、長い時間をかけて川の流れなどの侵食によって削られてできたゆるやかな地形のことです。

つまり、準平原は構造平野のような一回水中に沈むという難しい流れを通らずに、単純に先カンブリア時代の地層が侵食されててきた地層というわけですね。

この単純に隆起した地面が徐々に侵食されていく一連の流れを「地形の侵食輪廻」と呼びます。

このように、造山運動によって隆起した地面が、川の流れによって侵食されて、険しい山になり、長い時間を抱えてゆるやかな地形に戻ってくる一連の流れの最終段階が準平原というわけです。

構造平野と準平原の形

構造平野と準平原を形に注目して考えてみましょう。

構造平野は、一度海に沈んでできる地形でしたね。

そのため、先カンブリア時代の岩盤の上に古生代・中生代の地層が水平に乗っているのが構造平野ということになります。

これは、ちょうど卓状地の形と一致しますね。

このときに硬い地層が残されたりして、ケスタ・メサ・ビュートといった地形が出来上がります。

 

では、準平原はどうでしょうか?

準平原は、先カンブリア時代の岩盤がそのまま侵食されてゆるやかな地形になったものでした。

これは、ちょうど楯状地の形と同じになるわけです。

こちらは硬い地層が水平に存在するわけでは無いですが、一部硬い岩盤が侵食されずに丘のように残ってしまうことがあります。

そうしてできた地形を残丘というのです。

 

つまり、準平原先カンブリア時代の岩盤、その上に古生代・中生代の地層が水平に乗っかったものが構造平野ということになりそうですね。

この対応関係を理解しておきましょう。

卓状地・楯状地との関係性

安定陸塊を学習すると、構造平野・準平原の他に卓状地・楯状地といった言葉が出てきて混乱すると思います。

卓状地・楯状地とは安定陸塊を形によって分類したものです。

次の図を頭の中に入れておくと、区別しやすくなると思います。

さらに、高校地理の範囲では、

卓状地=構造平野

楯状地=準平原

という関係が成り立つと思っておいて間違い無いので、ぜひ関連づけて覚えるようにしてみてください。

構造平野と準平原のまとめ

今回は、意味がわかりづらい構造平野と準平原について詳しく解説してみました。

というわけで、ポイントをまとめます。

構造平野と準平原のまとめ

構造平野(=卓状地)

  • 水平に堆積した古生代・中生代の地層が侵食されてできる
  • ケスタやメサ、ビュートなど

準平原(=楯状地)

  • 先カンブリア時代の地層がむきだし
  • ゆるやかな平原
  • 地形の侵食輪廻の最終段階

構造平野と準平原の違いをしっかり理解することはできましたか?

今回の内容は、卓状地と楯状地の話と密接に関わっているので、次の記事も確認してみてくださいね。




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