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園芸農業の特徴とは?近郊農業との違いやオランダで盛んな理由も解説!

 

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理系地理マスターひろ
夏休みに猛勉強するも、9月のマーク模試での得点は半分以下と撃沈。 そこから、効率の良い地理の勉強法を発見し、センター試験本番までの4ヶ月で得点を倍増させた。 その経験を生かし、多くの地理に困っている大学受験生を救いたいと思い、この『受験地理短期マスター塾』を開設。詳しい自己紹介はこちら

どうも、ひろです。

今回は、園芸農業について解説していきます。

園芸農業と言えばオランダのイメージ。
地理が苦手 たろう
地理が苦手 たろう
理系地理マスターひろ
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なんでオランダで盛んなのか説明できる?

オランダで園芸農業が盛んだというイメージを持っている人は多いと思います。

なぜ、オランダで盛んなのかという理由が明確に分かれば、自然と園芸農業の特徴も見えてくるので、気合を入れて考えていきましょう。

園芸農業の特徴

園芸農業は、都市のような消費地に向けて、新鮮な野菜・果実・花卉(かき)を届ける農業です。

小規模な土地で、集約的に生産しているのが特徴です。

 

園芸農業は、市場との距離によって2つに分けられます。

  • 近郊農業
  • 輸送園芸(遠郊農業)

野菜は、収穫してから鮮度を保つのが難しいので、消費地から近い地域で栽培されることが多いです。これが近郊農業です。

都市の周辺は、広大な土地がない場合が多いので、化学肥料や農薬などの資本を多く投入して、狭い土地でも効率をあげて農業をしています。

 

一方、近年では輸送技術が発達してきたので、大都市から少し離れた地域からでもある程度鮮度を保って輸送できるようになりました。

その結果、遠く離れた消費地に輸送することを目的に生産する農業が発達していきます。

これが輸送園芸になります。

 

輸送園芸のメリットは、2つあります。

  • 郊外は地価が安い
  • 都市との気候差を利用できる

まずは、都市部から離れているので、地価が安く済むというメリットがあります。

露地栽培の他にも、ビニールハウスや温室などを利用して生産性を上げています。

 

そして、都市部と違った気候を生かすことができるというのも大事な利点です。

特徴 日本の例
促成栽培 温暖な気候を利用して出荷時期を早める 宮崎県 など
抑制栽培 冷涼な気候を利用して出荷時期を遅らせる 長野県 など

中学でこのような栽培方法を習ったのではないでしょうか。

出荷時期をずらすことによって、希少価値が上がり、高価になるので利益も上がります。

このように消費地から離れた地域から輸送してくるのが輸送園芸というわけです。

 

いずれにしても、園芸農業は狭い土地に、めちゃくちゃ資本を投入するので、土地生産性労働生産性高い集約的な農業ということはしっかり押さえておきましょう。

高校地理でならう農業形態の中で、最も集約的な農業形態になります。

園芸農業の分布

それでは、実際に園芸農業がどのように分布しているのか確認していきましょう。

最初に確認したように、園芸農業は都市の付近で行われることも多いので、世界中に点在していますが、ここで覚えておくべきは3つの地域です。

  • オランダ
  • 地中海沿岸
  • アメリカ北東部の大西洋沿岸

これらの地域以外にも、ロンドンやパリ、東京などの大都市の周りでは園芸農業が行われていることも多いのですが、農業区分としては他のものになっているというようなパターンもあります。

 

また、ホイットルセーが考えた農業区分ではオアシス農業は園芸農業の一部として扱っているところもあるのですが、混乱しないようにしてください。

オアシス農業と園芸農業は、明確に特徴が違うので、高校地理では分けて考えることが多いです。

オアシス農業については、次の記事で詳しく解説しています。

 

園芸農業の作物

それでは、続いて園芸農業で生産される作物を見ていきましょう。

地域によって育てている作物が違うので、地域ごとに見ていきます。

オランダ

オランダは、チューリップを育てているイメージが強いと思います。

チューリップなどの花卉の他にも野菜などを栽培して、新鮮なままパリやブリュッセルなどの大都市に輸送しています。

近くの外国に輸出するという側面が大きいので、オランダは野菜などの輸出が多くなっているというのは頭に入れておいて損はないです。

  • 狭い国土でも高い生産性でカバー
  • 近くにヨーロッパの大都市が存在

これがオランダで園芸農業が盛んな理由ですが、まさに園芸農業が行われやすい特徴そのままですね。

国土が狭いので、高度な技術や多額の資本を投入して、きわめて生産性の高い園芸農業を行っているという特徴もしっかり押さえておきましょう。

地中海沿岸

地中海沿岸は地中海性気候なので、ヨーロッパの主要な都市(パリやロンドンなど)と気候がちょっと違います。

この気候の違いを生かして、出荷時期をずらした野菜果物が生産されています。

消費地が近いという利点もあります。

アメリカ北東部の大西洋沿岸

アメリカの北東部には、メガロポリスと呼ばれる巨大な都市圏があります。

この大都市圏に新鮮な野菜を供給するために、園芸農業が広がっているのです。つまりメガロポリス周辺は近郊農業というわけです。

また、アメリカ北東部の分布をみると、フロリダの方まで園芸農業の地域が伸びていることがわかると思います。

フロリダ半島からメキシコ湾岸にかけては、温暖な気候を利用して、野菜果樹などの促成栽培を行っているのです。

園芸農業まとめ

いかがだったでしょうか。

園芸農業は、なぜその地域で行われているのかを考えていけば簡単に攻略できますね。

というわけで、最後に園芸農業についてまとめておきます。

園芸農業のまとめ

◇近郊農業

  • 大都市の周辺で行われる
  • 野菜や果物など

◇輸送園芸

  • 出荷時期をずらす(促成栽培、抑制栽培)

分布&作物

  • オランダ(花卉や野菜など)
  • 地中海沿岸(野菜や果物の促成栽培)
  • アメリカ北東部の大西洋沿岸
    →メガロポリス周辺(近郊農業で野菜など)
    →フロリダ(野菜や果物の促成栽培)

園芸農業は基本的に、消費地である都市に近いところで発達しているということがわかったと思います。

各地域の特徴をしっかり押さえながら勉強していってくださいね。




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